オートバックスが、車の買取査定の際に再塗装されているかどうかを判定するシステムで特許(第5828485号)を取得しました。

車のパネルの塗装膜厚を複数箇所で測定して、その平均値を再塗装がされていないオリジナル状態の基準膜厚とみなします。
そして、再塗装されていそうな箇所の膜厚を測定し、その値が基準膜厚よりも一定量以上大きければ再塗装されていると判定する仕組みのようです。

パネルが再塗装されると、再塗装前と比較して膜厚が一定量以上厚くなるという現象を利用した発明です。
全塗装した車には使用できませんが、全塗装した車は一目で分かるから判定不要ということかもしれません。