元プロボクサーのガッツ石松さんがガッツポーズの生みの親であることは広く知られています。
そのガッツさんが都内で行われた映画の完成披露舞台挨拶でガッツポーズについて「特許取っておけばよかった」と発言して会場を沸かせたそうです。
実際にはポーズについて特許を取ることはできません。特許の対象である発明は「技術的思想の創作」でなければならず、ポーズはこれに当てはまらないからです。
一方、ウサイン・ボルトさんは「弓引きポーズ」をシルエット化してロゴとして商標出願したそうですが、これは登録が認められます。
ガッツポーズもロゴ化すれば商標登録が認められるんですが、これだけ広く知られて一般的なポーズになってしまっている今からだともう遅いかもしれません。