アサヒ飲料がコーヒーとお茶をブレンドしたティーコーヒーなるものを販売中です。
先日セブンイレブンのくじ引きで当たってしまったので飲んでみましたが、最初の一口は案外美味しいと思いました。
京都のエーゲルという会社が文字TeaCoffeeと絵を組み合わせて商標登録を受けており、アサヒ飲料に対して3,300万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたそうです。
アサヒ飲料も実際に商品に使用しているものとほぼ同じ商標を出願中です。
相違点をチェックすると、アサヒ飲料の方は
・絵が茶葉とコーヒー豆で構成されている
・TEAとCOFFEEが上下2段に別れていて、且つ書体が異なっている
・絵と文字を一部重ねている
アサヒ飲料は当然エーゲルの登録商標の存在を知っていたはずで、エーゲルと非類似になるように、つまりTEAとCOFFEEは一体ではないが、文字と絵は一体になるようにデザインしたことが伺われます。
裁判所がどう判断するのか、また、特許庁がどう判断するのか興味があります。