トヨタがハイブリッド車を中心とする2万件以上の特許を無償開放します。
他社に無償で特許を使わせるのなら、特許取得にかかった費用は無駄だったんじゃないかと思う方もいると思います。
しかし、優れた発明が生まれたときに特許をとっておかないと、ライバルメーカーや個人発明家が特許をとってしまい、トヨタに対して莫大な使用料を請求してくるかもしれません。
そんなリスクを回避する意味でトヨタ自身がその都度特許をとっておくことは重要です。
なによりも、他社がトヨタの特許(技術)を使うということは、トヨタのシステムという網の中に他社を囲い込むことになります。
一旦網の中に入ると抜け出すのが難しくなるのでトヨタにお金を支払い続けることになります。
iPhoneを購入したらiPadやMacも欲しくなり、iCloudやアップルミュージックに毎月せっせと課金せざるを得なくなった方のように(笑)