スマホ、ノートパソコン、電気自動車にリチウムイオン電池は欠かせません。
この電池は充電と放電を繰り返しても電池の容量が減らない(性能が低下しない)、使わなくても自然に放電しない、寿命が長いといった多くの優れた点があります。
6月20日に欧州の特許庁が旭化成名誉フェローの吉野彰さんに欧州発明家賞を授与し、「リチウムイオン電池の父」と紹介したそうです。
吉野さんは、2000年にノーベル科学賞を受賞した白川博士の「電気を通すプラスチック」に着目してリチウムイオン電池を開発して、自身もノーベル賞候補になっています。