クリスチャン・ルブタンがハイヒールの底を赤色にすることについて「色彩のみからなる商標」として登録を求めていましたが、拒絶査定不服審判で登録を認めないという審決が出されました。
登録を認めない理由1
靴底を赤色にした商品が多数販売されている実情があるので、靴底を赤色にすることは商品の美感を向上させる目的で取引上普通に使用されているデザイン手法にすぎない。
理由2
アンケート調査で、商標を見た女性のうちルブタンを認識できるのは50%に満たず、消費者に広く知られているとまでは言えない。
ルブタン側は審決取消訴訟を提起できます。
EU、英国、米国などを含む50カ国で商標登録されているらしいのでおそらく訴訟になると思います。