昨年、任天堂株式会社と株式会社ポケモンが共同で、ゲーム「パルワールド」を開発・販売している株式会社ポケットペアを特許権侵害で訴えました。
ゲームは著作権で保護されているというイメージを持つ方が多いと思いますが、特許権の保護を受けることもできます。
今回のケースではゲームの進め方を決めるプログラムに特徴があるということで以下のような内容で特許が認められています。
第1の操作入力で仮想空間内における照準方向を決定させ、
第2の操作入力でその照準方向をキャラクタに向けさせ、
第3の操作入力でキャラクタを捕獲するためのアイテムを放ち、・・・させるゲームプログラム。
著作権の場合、権利範囲があいまいなので相手方が侵害していることを主張・立証するのが大変です。
特許権なら上に記載したように権利範囲を言葉で明確に定義するので主張・立証がし易いというメリットがあります。