明治大学の宮下教授が開発した装置は、料理を表示するディスプレーと10本のカートリッジで構成されています。
カートリッジには塩化ナトリウム(塩味)、スクロース(甘味)、クエン酸(酸味)、塩酸キニーネ(苦味)、グルタミン酸ナトリウム(うま味)、辛味や渋味を再現する溶液、アルコールなどが充塡されています。
味覚センサーで分析した数値データに基づきカートリッジ内の液体を正確に混ぜ合わせて味を再現して、パンやご飯に噴射してそれを食べます。(日経新聞)
薄味のはんぺんに大トロの液体を噴射するとか、大豆ミートを固めて唐揚げの液体を噴射するというような使用法しか思いつきませんが、2050年には個人間で料理の味を自由に共有することができるようになるそうです。