メガネの三城の特許公開公報を見ていたら「埋葬用眼鏡の製造方法」という発明がありました。
火葬は骨を残しておく必要があるので高温で長時間燃やすわけにはいきません。
そのため少し低温で焼いているのですが、そうすると眼鏡のプラスチックレンズ・フレームから猛毒のダイオキシンが発生してしまいます。
北海道では棺に副葬品としてダイオキシンの発生原因となるものを入れないように呼びかけているそうです。
ところが、「遺族は生前眼鏡を愛用していた場合には、副葬品として眼鏡を棺内に入れ、そのまま火葬することによって死後の世界でも眼鏡を使用できると信じ、眼鏡を副葬品として棺に入れることを強く望む。」とのこと。
古代エジプトの頃から人の気持ちは案外変わらないものなんだなぁと考えさせられました。