伊藤園が「大茶会」を商標登録したところ、行事としての「大茶会」の使用が制限されるのではないかと関係者の間で懸念が広がっています。
伊藤園はスーパーの店頭などで社員が急須で入れた緑茶を振る舞う活動を「大茶会」と読んでいて、このための登録と言っているそうです。(静岡新聞)
登録内容を調べてみたところ、「茶、茶飲料、茶の小売サービス、茶飲料の小売サービス、飲食物の提供」に「大茶会」を使用できることになっています。
「大茶会」は飲食物の提供に昔から使用されているので、伊藤園の商標権の効力は及びません。
ですから「〇〇大茶会」と称した行事ができなくなることはないですが、心情的にすっきりしないものはありますね。