iPS細胞を再生医療に応用する研究開発の現状と目標を示す、文部科学省の「iPS細胞研究ロードマップ」の改定が難航しています。
いつ頃の時期にどのような再生医療が可能になるかを患者が推測できるため注目度は高いですが、海外の研究者や企業に手の内を明かすことになり、先回りで研究が進められたり特許を取得されてしまう可能性があるからです。(日経新聞)

ロードマップで期限をある程度区切ることで研究開発が加速されるという効果もあるが、ロードマップが曖昧なままではこのような効果も得られにくいとのこと。

期限がはっきりしていないと物事がうまく進まないのは国のプロジェクトでも我々の日常業務でも同じなんですね。