特許出願すると1.5年で公開されて誰でも閲覧可能になりますが、ウラン濃縮技術のような軍事転用可能な機密性が高い発明も公開されてしまうという問題があります。
秘密特許というのは軍事転用できる発明は公開しないという制度ですが、G20の中で日本とメキシコだけ採用していません。
日本で採用していない理由として、国から機密性が高い発明と認定されてしまうと出願人が自己判断で外国出願できなくなったり、他社にライセンスできなくなったりするという問題があるからだそうです。(日経新聞)
デジカメ用の超高解像度センサも軍事転用可能ですし、機密性が高いと判断するのは誰なのでしょうか。