JASRACが音楽教室から著作権料を徴収するということに対して、ヤマハや河合楽器らが「音楽教育を守る会」を発足させたり、アーティスト側から徴収反対の声があがったりするなど盛り上がっています。

JASRACのサイトに2016年10月20日付けで「歌謡教室ご契約者の皆さまへ」という記事がアップされているのを見つけました。
以下引用
「歌謡教室(カラオケ教室、ボーカルスクールなど専ら受講者に歌唱を教授することを目的とする事業)での演奏等について、現在、JASRACとご契約をいただいている皆さまには、ご契約の証しとして、貼付型の許諾表示証(ステッカー)を発行いたしております。」
引用終了

というわけで、歌謡教室は既に著作権料を支払うことに同意しているようなので、JASRACとすれば音楽教室からも徴収するのはごく当たり前のことであり、もし徴収しないとすると歌謡教室側からクレームが出てしまうという状況なのだと推察されます。

いずれにせよ知財高裁か最高裁でハッキリさせて欲しいものです。